ハッピーライスいわて丸福 「土の力で育てよう安心安全なお米」

共生 共創 共存

この地球上のすべての生命とは様々な因果関係により、生かされている。互いを否定することなく互いを尊重しあい生きていくことで本来の生命としての成長を遂げていく。私たちはこの自然に近い方法をとることで、設備や機械も最低限のものを使用して60町歩(約60ヘクタール東京ドーム12.8個分)の田んぼを管理しお米を育てお客様に届けています。

小さな農家でもできる

この農法により収穫されている60町歩以上のお米は、北海道のように広大な農地で行っていません。私たちは小さな田んぼをいくつも契約して、現在では合計224を超える田んぼを管理しています。個人の力でも工夫次第で広げることができる農法です。大きな100馬力以上のトラクターも使用していません。収穫する際に使用する乾燥機なども特段大きいものはございません。この農法に興味のある多くの見学者たちが私たちの設備をみて、一番驚くのは小さな機械や設備で大量のお米を収穫し納品していることです。今では大手の飲食店チェーンの会社などから評価され、皆様の手に届く価格にまで下げて、安心安全でおいしいお米を提供することができるようになりました。

220以上の田んぼを管理

私たちは数名で200を超える田んぼを管理しています。
この農法はたったの数名でも大量に健康的でおいしいお米が収穫できます。

無理だと言われた農法

私たちは農薬や肥料だけに頼ることなくお米を栽培することに研究を10年以上重ねてきました。結果、人が作る(農薬だけに頼る)のではなく、天と地から授かった土地それぞれの地力に頼り、人が外からサポートをする農法に至りました。周囲の同業からは「迷惑だ」とか「無理だ」「あきらめろ」など言われ岩手県の小さなまちですが、業界から「のけ者」いわゆる「村八分」にされたこともありました。しかし、私たちは「消費者の声」だけに耳を傾けました。その結果この農法にたどり着き、今でも工夫を重ねてお米を育てています。

答えは自然と「共に」

農薬や化学肥料を使用された土地には、自然の力がごくわずかしかありません。
私たちは「自然的な農法」をすることで、通常では2日間ほどしかできない田植えを45日以上かけてやることもできます。

星の数程の土壌菌と共に

野鳥や小動物や虫と共に

きれいな土壌に帰ってきたホタル

一番急がなくてはいけない刈り取りにも40日以上かけてできます。
私たちの田んぼに育っている稲の全てが、強風にも倒れにくく、生き生きと青々としているからです。
このような強い穂に成長させるためには、自然との「共生・共創・共存」が必要でした。
化学肥料や農薬に頼らないからこそ、穂が自身の力で大きく成長しようとします。その成長の手助けを自然の土にある無限大の微生物や菌、昆虫や鳥などの自然から生み出される連鎖で稲を強く成長させてくれます。

土の上でなく、土の中を

多くの農家は土の受けから出てくる稲の成長を見て肥料を散布したり農薬を散布しています。土の中の根がしっかりと張っていないにも関わらず成長を促す窒素系の肥料を与えてしまうと、無理がかかり病弱な稲になったり、もろくて倒れやすくなります。収穫時期の9月には稲の生命の限界が早くに訪れ、すぐに刈り取らなければ品質が悪化してしまうため、農家は晴れた日に一気に刈り取らなければなりません。そのため、多くの収穫量を確保しようと思うと、北海道のような広大な土地で大きな外国製の高級トラクターを使用する必要があります。土の中に住む菌や微生物に稲の成長を手伝ってもらうだけで、根が土の深くまでしっかりと張り、倒伏にも強く病気にも強い稲に生長していきます。

農家が安定した安全のお米を

私たちは消費者が求めているものだけにアンテナを立て続け、お米を作ってきました。
長年の研究の末、農薬をほとんど使用せずにできたお米を消費者へ直接売りに出ました。その時、私たちのお米がおいしいということで口コミになり、現在でも新規営業などは一切せずに、多くのお客様から好評いただき、作付面積を拡大をし続けています。
その結果、2019年5月時点で60町歩を超えるほどまでになりました。

農家は儲からない理由

化学肥料や農薬にかかるコストは売上の多くを占めています。これらの使用を大幅に抑えるだけで、利益率も大きく変わってきます。農家は儲からないという原因の大きな一つに「化学肥料や農薬の使用」が上げられるのも納得できます。この近代化した農法で売り上げを伸ばそうと思うと、大きな田んぼで農薬を使用してお米を育て収穫しようとすると、大きなトラクターを購入したり、メンテナンス費用もかなり割高になります。作付面積が大きくなればなるほど肥料や農薬のコストも総じて上がります。また、大きな農地は北海道ほどの地域でないかぎり日本でできるところはほとんどありません。

日本や世界の農家へ

私たちもまだまだ試行策し、この農法をさらに良いものへしている発展段階です。
この農法の考えかた、方法にご興味があれば是非とも多くの農家の皆様と一緒になって広げていきたいと思っています。
お気軽に当サイトのフォームまでお問合せしてください。

日本のどんな農家でも多くのお米を収穫し、しっかりと利益を上げて日本の代表である「米」を盛り上げていきたいと思っています。